【メモ】ごちうさ3期デッキ構築について

2020年8月時点のお話です。

そろそろ3期も近いので構成を想像してみようのコーナー。

 

 ・はじめに

デッキ構築と言っても、正直語ることがそれほど無いといいますか個性を付けにくいような気はします。

 

1話完結コメディ漫画としての側面が強かった漫画1~3巻をストーリーラインを定め再構築したアニメ1~2期と違い、アニメ3期は使用エピソードのほとんどが漫画の段階でストーリーラインが明確になってきた漫画4巻以降のエピソードになると予想され、そのため単行本収録順から大きく変更されないのではないかと考えています。

実際、アニメ2期の漫画4巻を使った部分の順番は漫画から大きく変わっていないです。

 

・アニメ化候補エピソード

3期の対象エピソードは、主に以下の通りと思われます。

・6巻の全話

・5巻の下記以外

 - DMS→3~5話

 - SFY→8話

 

5~6巻で22話、アニメ1羽が2話使用として11羽分あります。

 

また、2期までで使用されていないエピソードが存在します。

・3巻1話(自転車回)

・2巻3話(虫歯ダイエット回:ドラマCD化済み)

・2巻9話(スコーン回:1行分のみ1期6羽で使用)

・きららMAX2014年4月号(例の未収録回)

 

 

以下に、上記エピソードについての主観を。

2巻3話についてはネタの空気感が2期以降のものと違いすぎてもう一生アニメ化しなさそう。

きららMAX2014年4月号は上手く言えないけどKoi先生が黒歴史扱いしてそうで一生アニメ化しなさそうだし単行本にも収録されなさそう。

 

3巻1話はキャンプ回がもうアニメ化されたので微妙なところですが、それでも『街の外』という重要なテーマのきっかけとなるエピソードなのでセカフェ?(7巻1話)や旅行編のプロローグみたいなアレンジをして3期に組み込んで欲しいところです。

 

2巻9話は話の一部が使用済みなのでこれも微妙なところですが、モカのスコーン作りが下手だった・モカも完璧超人なわけではないといった話が6巻13話『SISTAR PEEKS SISTER』に繋がるので、アニメでこれを放送する前にスコーンの話をやって欲しいですね。

 

・順番を考えるにあたって

5~6巻の一部エピソードのうち、時系列が明確に連続しているためアニメでも順番は変わらないと考えられるエピソード群があります。

・5巻10~12話(文化祭関連エピソード)

・6巻5~6話(ハロウィン)

・6巻9~12話(クリスマス)

 

また、間に挟まることはあっても、ある話に対して前後に入れ替わることは無いであろう話もあります。

・5巻13話(チマメ隊の進学先決定が前提にあるので5巻10~12話以降)

・6巻2話(千夜がスタンプカード持ってて修羅場るので5巻7話以降)

・6巻4話(凛のコーヒー苦手発言が前提にあるので6巻3話以降)

・6巻7話(チマメ隊の進学先決定が前提にあるので5巻10~12話以降)

・6巻9~12話(凛のラビットハウス記事が前提にあるので6巻4話以降)

・6巻13話(モカからクリスマスプレゼントが届くので6巻12話以降)

 

あとは6巻12話の7色のラビットハウス制服の前フリがある6巻1話『きらきら印を見つけたら』なんかもありますが、これは小ネタの範囲なのでどうにでもなるのかもしれない。

 

というわけで、これらを踏まえようやく本題に入ります。

 

~パターン1~

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デッキパターン1

先の前提と個人的な大前提を抑えて前から埋めて隠し味を添えていったら綺麗に埋まっちゃったパターン。

 

・大前提1

3期1羽は『あついのはきずなだけでじゅうぶんだよ』+『首振りうさぎってコレクターの間で高値で取引されていたみたいです…』が、いい!

前半の5巻1話についてはもうみんな異論なくトップバッター確定でしょう。

続いて5巻9話、通称ブロカント回についてです。

まず、母の遺品が眠った倉庫という部分でパイプになるのではと思ったのが始まりです。単に場所がそう、というのもありますが、制服の材料を引き継いでマジシャンセットも引き継ぐという出来事が『流れ』になるのは良いな、という考えもあります。

アニメでは3期の前にSFYが入ったということも、3期1羽という『サキから引き継ぐ物語』の始まりが強くなるので、そうなると嬉しいです。

さらに、5巻9話は2期最終羽放送の後にきららMAXに掲載された話でもあるので、アニオリでラビットハウスを盛り上げたいことがフォーカスされた事もあり、より自分の中で『2期の続き』という意識が強くなっていることもあります。

以上より、3期1羽は『5巻1話+5巻9話』であることをデッキパターン1と、後述のデッキパターン2の大前提その1とします。

 

・大前提2

3期12羽は『SISTAR PEEKS SISTER』の前に『目標は毎日が記念日』が挟まるのが、いい!あと11羽は1期同様クリスマスパーティー

まず11羽については1期オマージュも兼ねて『6巻11話+12話』のクリスマスパーティー〆からのエピローグであってほしいし、サブタイトルは単行本同様『にっこりカフェの魔法使い』で欲を言えば特殊EDではプチラビーンズでにっこりカフェの魔法使い(楽曲)を歌って欲しいです。なので、11羽はこれで。

 

そうなると、12羽に残る話は6巻13話『SISTAR PEEKS SISTER』のみとなるわけですが……

【アニメ化候補エピソード】の項でも書きましたけど、『SISTAR PEEKS SISTER』をやるならその前に2巻9話『目標は毎日が記念日』の激マズ辛々スコーン作った笑い話に触れてほしい気持ちがあります。回想という形になるか、もっと大幅に話の切り出しを変えていくかは超超超天才アニメスタッフがなんとかするので任せるとして……なんとかして触れてほしいですね。

 

以上より、3期12羽は『2巻9話+6巻13話』であることをデッキパターン1と、後述のデッキパターン2の大前提その2とします。

 

・最速少女伝説について

アニメに取り上げられていないエピソードである3巻1話『木組みの街の最速少女伝説ココア』について。

この回は終盤チノの夢の中で『まだ木組みの街から出たことがないチノ』に触れるシーンがあるのですが、これをアニメで扱う前にキャンプ回(2期11羽)が公開されたため、アニメで扱うことはないのではと各方面で推測されています。これは私もそう思います。

『ココアが街の外へ連れて行く』という内容の夢は、キャンプ回で既に解消されているためです。

ただ、チノ自信の心の底で外に踏み出す決意が芽生えかける話として見ると、やはりこの回が見送られるのは惜しいと思います。

確かにこの回の重要な部分であるチノの夢は、実際にココアが街の外に連れ出した以上解消されたという他ないかもしれません。そこで、夢の後のココアの「どこか遠くへ行きたい願望があるのかなぁ」というセリフ。

チノが自発的に『どこか遠くへ行きたい』と思った…チノの無自覚な願望を、ココアが微かに自覚させる、そんなセリフだとしたら。自分の意志でどこか遠くに行きたいという思いに昇華するとしたら。これが後の『セカイがカフェになっちゃうの?』の願いに繋がるとしたら。繋がって欲しいなあ。

まあ埋まりそうなところを順々に埋めていったらいい感じに1話空いたというのもありますが。

 

以上、パターン1でした。

 

 

~パターン2~ 

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デッキパターン2

自転車回を外したパターン。

1羽と11~12羽についてはパターン1の大前提の通りです。

 

・4羽について

30分尺で文化祭の様子を見たい!!!

以上!

 

・文化祭の前後について

高校見学~文化祭当日を連続させた上で4羽を文化祭当日のみで担当する都合、漫画1話分を前倒しにするか後回しにするか、消すか1羽に3話入れる必要が出てきます。

当然消えてほしくはないです。

また、1羽に3話入れるケースは2期以降はないので考慮から外します。まあ1期12羽とかにこれといってカツカツ感は感じないので無くはない話だとは思いますが。

というわけで、5巻7話『千の夜を走る風となる』を文化祭グループの後ろに回した構成とします。

 

・5~6羽について

【順番を考えるにあたって】の項に気をつけながらいい感じに並べた部分。あまりに身も蓋もない。

といっても5~7羽はすごいゴネゴネしてたんですけどね……

ゴネゴネして、実際初案では色々前後させていたのですが、本文を書きながら追加でいじってたら結局ほぼ単行本の順番に戻ってしまいました。この記事の存在意義が危ぶまれる。

6羽の組み合わせはストレートに教官スタンプカードの話。

5羽は、この2話ならメグトル〆のほうが見たいなと思ってこの配置。でも順番逆にしてBパートのチマメの髪型が変わったまま、というのを見てみたかったりもします。

ふと進学先や喫茶店の未来に思いを馳せる2話、ということで実は収まりが良いかもしれない?

 

ハロウィン以降はパターン1と同じ、大前提を踏まえて概ね単行本通りです。

ちなみにパターン2が本命です。

こうして振り返ると、全体通して時系列意識した話題が増えている気がしますね。 これで中盤辺り入れ替わり発生してたら『やっぱ現場の人間は違うぜ~~~』と大感激すること間違いないです。

 

いかがだったでしょうか?

このまま行けば2ヶ月以内には放送という状況、自分なりに準備をしてみた次第です。

別に当たったからといって偉いわけでも全知全能なわけでもないですが(それはそれとして当たれば嬉しいですが)(そもそもこうして記事にした割には独自性が薄いのでは)、的外れだったとしてもこれが練りに練った準備に伴うものなら本番の受け止め方も何か良いものになるんじゃないだろうか、というのが本記事の趣旨です。

この記事に限らず、扉絵予想なんかもそういったスタンスから行っている事だったりします。

 

3期が楽しみ。みんなも楽しもうね。(おわり)